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アフリカのとんぼ玉 |
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アフリカ大陸のトンボ玉の歴史はフェニキアやエジプト、ローマ時代までさかのぼりますが、その頃のものは見つけるのが困難です。 現在アフリカ各地で見られるガラスのトンボ玉の多くは、今から200〜300年前に、イタリアのヴェネチアがアフリカとの交易のために作ったものです。ですから多くは、通称ベネチア玉と呼ばれていますが、その他にもオランダ製のものや、アフリカで作られたものもあります。 それまで地中海貿易の覇者だったヴェネチアは、喜望峰を廻る交易ルートの開拓で窮地に立たされます。そのためヴェネチアはアフリカとの交易に力を入れることにしました。美しいトンボ玉は、アフリカの人たちを魅了し、象牙などアフリカの産物と交換されました。そして交易品の中には、奴隷も含まれていたそうです。美しいビーズ玉と交換に売られていった数多くの人たちがいたわけです。美しい玉の裏側には、ヴェネチアの栄枯盛衰と、アフリカから奴隷となって送り出された多くの人たちの悲劇が隠されています。 現在ヴェネチア製のトンボ玉は、西アフリカ各地で多数を見ることができますが、ケニアやタンザニアなど東アフリカでも出回っています。セネガルで手に入るトンボ玉は、隣国のマリなどから出てくるものが多数です。 ビーズの分類方法には、時代、産地、模様、材質、形、などなどさまざまなものがあります。古いものは素人が見ただけではどこのものであるのかわかりませんし、現代あるいは相当過去に作られたイミテーションもあります。 時代的に古いものは、もちろん石のものであれば有史以前のものもあるでしょうが、加工品としてはエジプトやフェニキアの時代、ローマ時代にまでさかのぼるものがあるようです。現在手に入る多くのものは、16世紀以降にベネチアやオランダで作られたものが多く、それ以外にモーリタニアやガーナで作られたアフリカ製のものも混じります。ガーナのものは材質が悪く、加工も稚拙なせいか、価値は低いです。一方Kiffaなどモーリタニアの古いトンボ玉は非常に珍しく珍重されています。
以下は分類方法もばらばらで整理されていませんが、アフリカに存在するビーズがとても多様なものだ、ということをご理解いただけたらと思います。筒型と書いてあるもののほとんどは模様の上ではミルフィオーリですが、その他のものも混じっています。 リンク 参考書 こちらも見てください。 |
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