サイザル麻(sisal)

サイザル麻(リュウゼツラン科)

 学名:Agave sisalana
 別名:サイザルヘンプ
 原産地:メキシコ東部

 サイザル麻は、主に中南米を中心とした亜熱帯地域で栽培されていますが、東南アジアやアフリカでも広く栽培されています。

 多くの途上国で、ジュート麻やココヤシなどと共に、工芸品の材料として使われており、通気性・保温効果に優れ、静電気も発生しない、柔軟で強靭な地球に優しい素材です。

 ジンバブエでは、ナイフやポットのふたなどを使ってサイザルの葉をしごいて繊維を取ります。水洗いすると、真っ白でつやのある長い(60〜100センチ)繊維となり、これを染色材である植物の葉や根と一緒に、鉄製の鍋で煮て色をつけ、乾燥させます。

 こうして出来た色とりどりの繊維を、継ぎ足しながらバッグを編んだり、足と手で器用によって細いロープ状にしてからバスケットなどが作られていました。